りょう歯科クリニック

歯周病の治療?中等度歯周病編

公開日: : クリニック日記

こんにちは。
りょう歯科クリニック院長のりょうこです。
今日もポカポカ陽気で気持ちよいですねクローバーハチ
さて、今日は中等度歯周病の治療についてです。

歯周病の治療~中等度度歯周病編

■中等度の歯周病のポイント

・歯ぐきが赤い
・歯ブラシで磨いたときに血が出る
・朝起きたときネバネバした感じがする
・口臭が気になる

■中等度の歯周病は、比較的治療期間が少なくてすむ場合もあれば、治りにくい場合もあるというように、お口の中の状況で治療が変わってくる段階です。

■治療の効果は、おうちでのケアによるところが大きく、頑張って適切な歯磨きを続けることで治りが早くなります。
通う回数もかなり比較的少なくてすむ場合とかかる場合とに分かれます(4回以上になることが多いです)

■進行すると重度に近い中等度歯周病になります。
炎症が歯肉の下の骨に深く波及していきます。
歯を支えている骨が徐々に溶けていっているのです。
治療が難しくなり、費用や回数も増えていきます。
■治療内容

歯肉炎、軽度歯周病の治療内容(ピンク文字の項目)にさらに新たな治療内容が加わります(青文字の項目)。

 歯磨き指導

  個々に合った適切な歯磨きの仕方のお話を受けます。さらに実践指導を受けることで、おうちでのケアがしっかりできるようになります。そうすることで歯周病を予防することができ歯医者さんに通う回数は少なくてすむようになります。

 スケーリング

  歯ブラシで落とせないプラーク(バイオフィルム)や歯石(プラークが石灰化したもの)を「スケーラー」という専用の器具を使って取り除く治療です。プラークは原因となる菌の集合体です。歯石の表面はでこぼこしているのでプラークが付着しやすく、そこで原因菌がどんどん繁殖し、そのままにしておくと歯周病が悪化してしまうので、取り除く必要があるのです。

  PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)

  専用の器具を使ったクリーニングで、歯と歯の間や歯周ポケット(歯と歯ぐきの間にできる溝)の内部のプラーク(バイオフィルム)を完全に取り除きます。

  SRP(スケーリング・ルートプレーニング)

  スケーリングで取り除けなかった歯周ポケットの中の歯石(プラークが石灰化したもの)を「スケーラー」という専用の器具を使って取り除く治療です。多少痛みを伴うので麻酔をすることもあります。

■治療の手順

検査(歯ぐきの検査、レントゲン写真撮影、お口の中の写真撮影、唾液検査など)

歯磨き指導

スケーリング

PMTC

検査(どのくらいよくなっているか、さらに治療が必要かどうか、どの部位にSRPが必要かを診ます)

SRP

メインテナンスへ

■メインテナンスについて

 歯周病にひとたびかかると、常にケアをしていく必要があります。

 この段階でのメインテナンスでは
・再発しないようにすること
・再発したら適切な治療を受けること
が大事です。

 定期的に歯医者さんで歯石をとってもらうことで最良の状態を保つことができるのです。

 この段階では2ヶ月~6ヶ月に一回の頻度をおすすめしています。

次回は重度歯周病の治療についてですメモ

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  • できるだけ削らない・できるだけ神経をとらない・できるだけ抜かない

    1. 治療と予防が一体となったきめ細やかな治療を行っています。
      どうして歯や歯ぐきが悪くなったのか、を一緒に考え生涯にわたって再発しないようアドバイスをしていきます。
    2. できるだけ削らないように心がけています。
      初期むし歯は削らず予防でもって、何年もそのまま維持することが可能です。
      広がってしまったむし歯の場合、削る量を最小限に抑えてできるだけ健康な部分は残します。
    3. できるだけ神経を取らないよう心がけています。
      歯の中心を通っている神経をとってしまうと、歯はドライフラワーのようになり歯の寿命を短くしてしまいます。神経までむし歯が到達してしまうととらざるを得ませんが、その前段階でできるだけ持たせられるよう細心の注意を払ってむし歯の治療を進めるようにしています。
    4. できるだけ歯を抜かない治療を心がけています。
      重度の歯周病の方で他院で諦めてしまった患者さんも当医院は受け入れています。
    5. 義歯にも力を入れています。
      義歯の使用にメリットがある患者さんには、時間をかけてお1人おひとりに合った義歯をお作りしております。体の一部として働く義歯です。食べる楽しみを失うものでは意味がありません。快適に過ごすことができるよう手間ひまを惜しみません。
    6. そうはいっても症状により適切な処置として【歯を削る・神経をとる・歯を抜く】ことを選択せざるを得ないことがあります。そのときは納得するまで説明をしており、同意の下で処置を行っています。

    小さな診療室

    病院の規模が大きくなると、病院の管理が大変になります。

    歯科の診療は、患者さんごとに治療や予防法が違っていて、オーダーメードなものと思っていただければ分かりやすいかもしれません。
    マニュアル化できない仕事なので、いわゆる大量生産・オートメーション化はできません。

    そういう中で、規模を大きくすると、いろいろな面で歯科医師の目が行き届きにくくなり、治療の質が劣ることが予想され、それは避けたいと思っています。

    そのため当医院では小さな規模で、診療室の隅々まで目が届く範囲で診療を行っているのです。


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